携帯電話ショップや家電量販店でスマートフォン(スマホ)を購入した場合には、SIMカード(シムカード)の交換はスタッフさんが全ておこなってくれるのが一般的です。ところが、オンラインで格安スマホや格安SIMを購入した場合には、自分でSIMカードを取り出したり、差し込んで取り付けたりしなければなりません。
しかし、SIMやSIMカードという単語を耳にしたことはあっても、なかなか実物を目にする機会はありません。そこでこの記事では、BIGLOBEモバイルのSIMカード(タイプA)と外観と画面が美しいHUWEIのP20lite、さらに利用者の多いiPhoneを使って、SIMカードの取り出しかたと取り付けかたを説明していきます。
SIMカード(BIGLOBE nanoSIM)
SIMカードは、写真のようなクレカサイズのカードにくっついています。(白いカードの中にある切り込みの部分がSIMカード)表面に見える黄土色の亀の甲羅のような模様は電気を通す部分になりますので、ここにはなるべく触れないように注意しましょう。
[voice icon=”https://www.etcetera.tokyo/wp-content/uploads/2018/02/IMG_1342_320.png” name=”アガシン” type=”l”]SIMカードには種類があって、写真のものは“nano SIM”と呼ばれるサイズのものです。他にも“microSIM”と“標準SIM”と呼ばれるサイズがあって、これらの規格は世界共通です。ただし、ご自分のスマホに合ったサイズのものを使う必要がありますから、格安SIMを申し込む際に、ご自分のスマホがどのSIMに対応しているか確認しておきましょう。対応表は、格安SIM各社の申し込みページにありますよ。
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SIMカードを切り取る
クレカのようなカードから、SIMカードを切り取ります。裏面の端を押して、ねじるように回転させるとすぐに切れて取り外せます。強い力は必要ありませんので、SIM自体を折らないように必ず回転させてください。
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裏からねじって切り取ります
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切り取ったnanoSIM
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[aside type=”normal”] マルチタイプSIM
au(KDDI)の回線を使うSIMカードでは、このように切り取る位置を変えることで全てのサイズに対応できるようになっているものもあります。
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SIMカードをスマホに取り付ける(P20liteの場合)
光沢のある外装と画面が美しいBIGLOBEの格安スマホ“HUAWEI P20 lite”を購入しました。まずは、これにSIMカードを差し込んで取り付けます。
【スマホ本体と付属品】
・P20 lite 本体
・スマホケース
・USBアダプター
・USBタイプCケーブル
・イヤホン
・SIMカード取り出し用のピン
付属品の中で重要なのが「SIMカード取り出し用のピン」です。安全ピンやクリップを真っ直ぐに伸ばしたものを使うこともできますが、スマホに傷をつけないよう付属品を使いましょう。

P20liteのSIM差し込み口
側面には、このように付属のピンを差し込むための穴があります。ここにグイっとピンを差し込むと、SIMカードスロットを取り出します。
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このように、付属のピンを差し込んで、グイッと押すとスロットが浮き上がります。そのスロットを指で引き抜いたら、失くさないようにテーブルの上に置きましょう。
ディスプレイが上になるように向きを変えました。取り出したスロットに、先ほど切り取ったSIMカードをはめ込みます。(写真の白いものがはめ込んだSIMです。表面の数字は白く加工しています。)
[aside type=”normal”]SIMカードの向き
SIMカードの角には、このように一箇所だけ切れ込みが設けられています。これを目印にして、スロットの枠にはめ込みましょう。この切れ込みを合わせれば、表裏も間違えることもありません。ぴったりとスロットに収まるはずですので、もしも角が浮くような場合は、一旦取り外してSIMカードの向きが正しいかどうか確認してくださいね。
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HUAWEI P20liteの場合は、SIMカードと一緒にmicroSDXCカードを使うことができます。microSDXCカードは、数年前と比較するとびっくりするぐらい安くなっていますので、スマホの空き容量を増やすためにSIMカードの隣にはめ込みました。
✔︎可愛らしいのにコスパ最高のmicroSDXCカードを発見です!
これで、SIMカードとmicroSDXCカードを取り付ける準備が整いました。
SIMカード(スロット)を差し込みます
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スロットをそっとスマホに差し込みます。差し込む途中でSIMカードやSDXCカードがずれてしまったら、引き抜いてやり直してください。ずれたまま無理に差し込むと、稀に中で詰まって取り出せなくなりますよ。
SIMカードの取り付け完了!
しっかり奥まで差し込んだら、SIMカードの取り付けは完了です。電源を入れて、SIMカードが認識されるか確認しましょう。アンテナが正しく表示されていればOKです。注意事項をいろいろ書きましたが、落ち着いて行えば簡単にできますので、初めての方でも安心してチェレンジしてくださいね。
iPhoneの場合
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iPhoneの場合も、いずれのモデルでも側面にSIMカードを挿入するスロットが用意されています。androidスマホと同じように小さな穴がありますので、ピンを差し込んでスロットが飛び出たら、指で抜き取ります。
同じスマホを使う方はSIMカードを交換
今回は、格安スマホと格安SIMを同時に購入してSIMカードを取り付けました。格安SIMだけを購入した場合も、基本的には今回と同じ作業になります。スロットにSIMカードをはめ込むかわりに、まずはスロットから古いSIMカードを取り出してください。違いはそこだけですので、月々のスマホ代の悩みがあったりエンタメフリーなど魅力的なオプションにご興味があれば、ぜひチャレンジしましょう。
▽使用した格安SIMはこちらです
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