格安SIM(MVNO)とは|契約する前に聞きたい基本的なコト

2019 3/18
格安SIM(MVNO)とは|契約する前に聞きたい基本的なコト

この記事では、格安SIM(MVNO)について、ご紹介させていただきます。

スマートフォンを使っていると、毎月7,000円前後のスマホ代を支払っているかもしれませんが、これって結構な負担ですよね。年間にすると、なんと84,000円!

このスマホ代を、大手キャリア(通信会社)から格安SIMに乗り換えることで安くすることができます。

 

[voice icon=”https://www.etcetera.tokyo/wp-content/uploads/2018/03/001_mini_color-e1519830293295.png” name=”KAZ” type=”l”]それで、どれぐらい安くなるものなの?[/voice]

[voice icon=”https://www.etcetera.tokyo/wp-content/uploads/2018/02/IMG_1342_320.png” name=”アガシン” type=”r”]乗り換えるプランにもよるけど、月額3,000円以内になることが多いよ。つまり、大手キャリアの半額以下だね。[/voice]

 

自分にぴったりの格安SIMをうまく使って、毎月のスマホ代を3,000円以下にすることもできるんです。実際、ぼくも月々7,000円台だったスマホ料金が、格安SIMに乗り換えたことで3,000円以内に収まりました。通話料金もコミコミのプランなので、乗り換えてからずっと安い料金のままです。

 

[voice icon=”https://www.etcetera.tokyo/wp-content/uploads/2018/03/001_mini_color-e1519830293295.png” name=”KAZ” type=”l”]お得だとは聞いても、ドコモ、au、SoftBankといった大手キャリアから乗り換えるのには勇気がいるよ。だから格安SIMについて、もっと教えて![/voice]

[voice icon=”https://www.etcetera.tokyo/wp-content/uploads/2018/02/IMG_1342_320.png” name=”アガシン” type=”r”]それじゃあ、一緒に格安SIMについて調べてみよう。[/voice]

 

目次

格安SIMとは

一般的には「格安SIM」と呼ばれていますが、新しい携帯通信会社が提供している携帯電話回線のことです。スマートフォン等の携帯電話には、SIM(シム)と呼ばれる通信用のカードが入っています。ドコモなど既存の大手携帯通信会社各社(大手キャリア)を含めて、このSIMを契約者に提供することで、契約者であるわたしたちが通話やインターネットを使えるようになっています。

なお、大手キャリアからスマホと一緒に契約した場合には、店員さんの方でスマホにSIMカードを差し込んでくれますから、実際にSIMを手に取ったことがある方は少ないかもしれません。

 

[box class=”glay_box” title=”通信用のSIM(シム)”]

SIMカード

 

複数の形やサイズがありますが、代表的なものはこのようなカードタイプ。契約するときには、自分のスマホに合うものを選びましょう。※どのスマホにも使えるマルチタイプのSIMもあります。

 

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格安SIM MVNO

格安SIMの言葉と一緒に、“MVNO”というアルファベットを聞いたり見かけたりすることがあります。これは、“Mobile Virtual Network Operator”の略で、日本語では「仮想移動体通信事業者(かそういどうたいつうしんじぎょうしゃ」と呼ばれ、携帯通信事業者を表す単語です。

MVNOと呼ばれる携帯通信会社(格安SIM各社)は、自前の携帯電話通信用設備を持たずに大手キャリアから通信回線サービス借り、借りたその回線を使って自らのブランドでSIMを提供しています。

したがって、格安SIMだから電波の入りが悪いとか、格安SIMだから圏外になるということはありません。その格安SIMが使っている大手キャリア(ドコモ・au・Softbank)のエリアと全く同じです。だから安心して利用できます。

MVNOは、SIMの契約数に応じた通信回線サービスを借りるだけで余剰な設備を持たなくて済みます。また、多くの店舗を設置せずにオンラインで契約事務を行うことなどにより、大手キャリアよりも格段に安い料金体系を実現しています。

また、大手キャリアにはない料金体系や独自の付加サービス(動画見放題など)を設定して、魅力のあるサービス提供に努めています。つまり、選択肢が多いんです。

 

格安SIMのメリットは?

月々の料金が安いこと

第一に、毎月の料金が圧倒的に安いことが挙げられます。どのプランでもお得にスマホを使うことができるのはもちろんですが、通信容量(ギガ)や無料通話、それにオプションを自分にマッチしたものにすることで、自分に必要なサービスだけを賢くお得に使うことができます。キャンペーンも使えば、スマホなのに月々1,000円以下という超格安で使うことができるプランも存在します。大手キャリアの場合には選べるプランが限られていたり、機種変更するたびに自分には必要の無いオプションが付いてきた記憶がありませんか?

例えばBIGLOBEの11月契約特典は、ありえないほどおトク!
3ギガプランが驚きの月々400円
【BIGLOBEモバイル】初期費用無料&プラン料金6カ月間×1,200円値引

 

コスパ抜群の端末がお得に購入できること

端末は、高機能化と高価格化が進み、皆さんがご存知の最新モデルiPhoneXs112,800円もします。大手キャリアから購入した場合には、割賦払いと月々サポート(割引)によって端末の費用は隠れがちですが、実際には高価な買い物をしています。

HUAWEI P20 lite

それに対して格安SIMと一緒に販売されている端末は、コストパフォーマンスに優れるモデルばかり。最新のiPhoneこそありませんが、大画面モデル、大容量バッテリー、高画質レンズなど、豊富なandroid端末が用意されています。もちろん、新たに端末を購入せずに、すでに手元にあるiPhoneなどのスマホで格安SIMを使うのもありですよ。

 

[voice icon=”https://www.etcetera.tokyo/wp-content/uploads/2018/03/IMG_2199-e1521990446499.png” name=”KAZ” type=”l”]さっきからメリットばかりじゃない!ちゃんとデメリットも隠さずに説明して![/voice]

[voice icon=”https://www.etcetera.tokyo/wp-content/uploads/2018/03/IMG_2200-e1521990352526.png” name=”アガシン” type=”r”]へ、へい。格安SIMならではのデメリットもあります。デメリットは次の通りです。[/voice]

 

格安SIMのデメリットは?

ショップが少ない

都心の駅前には必ずといっていいほど見かけるショップが、格安SIMの場合はほとんどありません。販売は、家電量販店でもしていますが、ここではサポートまでしてくれません。

例えばドコモショップでは、スマホの電源の入れ方から丁寧に教えてくれると思いますが、格安SIMではショップの数が非常に限られ、基本的にはメールでのサポートになります。

ただしその分、ホームページには対応機種や設定方法などが細かく記載され、チャットによる事前問い合わせもできるようになっているところがあります。

▽CMでお馴染みのBIGLOBEは、説明が充実している上にチャットで問い合わせができるのでおすすめです。

多くの人がスマホを使う時間帯は遅くなる

各社が改善の努力をしたり会員ページで状況を掲示していたりしますが、格安SIMに共通した課題です。お昼休み時間である12時〜13時の間、仕事が終わって帰宅する17時〜19時ごろは、みんなが一斉にスマホを操作するために通信回線が混雑し、速度が低下してしまいます。メールやLINEなどにはほとんど影響を感じませんが、YouTubeなどの動画サービスや、大きな画像を読み込むとき、リアルタイムで共闘するようなゲームには、注意をした方がいいかもしれませんね。

[voice icon=”https://www.etcetera.tokyo/wp-content/uploads/2018/02/IMG_1342_320.png” name=”アガシン” type=”l”]当初はストレスに感じることもありましたが、少しづつ改善してきたのかぼくが慣れたのか、それほど気にならなくなりました。ただ、確かにお昼と18時前後は、instagramtwitterの画像の読み込みが遅いですね。今後の改善に期待します。[/voice]

 

あまりに古いスマホは対応していないことも

格安SIMが登場する以前のスマホには、対応していない場合があります。どのスマホにも対応するわけではありませんので、事前にホームページで確認するか、チャットで問い合わせしましょう。

次の点も確認しておこう

[aside type=”normal”] 格安SIMの注意事項

  • 全ての格安SIMではキャリアメールが使えない(@docomo.ne.jp,@au.com,@i.softbank.jpなど)
  • LINEモバイル以外の格安SIMでは、LINEの年齢認証とID検索が使えない(事前に大手キャリアのSIMで年齢認証をしておくのがベストですが、機種交換をすると年齢認証がリセットされます。)
  • au版のiPhoneの一部にデザリングができないモデルがある

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デメリットをいくつかご紹介しましたが、ご自身のこれまでのスマホや携帯電話の使い方と照らし合わせてみてください。実際には、格安SIMに乗り換えて、困ることはほとんど無いかもしれません。

乗り換えの手続きは簡単ですから、毎月の高いスマホ代で損をしないように、この機会に格安SIMにチャレンジしてみてくださいませ!

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